幻の品種「K2(改)俗称」
木が枯れやすく、ほとんど世に出ることのなかった幻の品種の物語
「ほとんど世に出ることのなかった、あの圧倒的なポテンシャルの栗を、この地で」
かつて愛媛で、試験的に育てられた「K1」という栗がありました。その改良として大きな期待を背負い生まれたのが、通称「K2俗称」、またの名を「しんきち」と呼ばれる栗です。しかし、いずれもあまりに栽培が難しく、品種登録されることも市場に出回ることもないまま、ほとんど世に知られない「幻の栗」
しかし、その圧倒的な大玉の魅力と類いまれな果肉の粘り気というポテンシャルを信じ、愛媛で唯一その系統を絶やすことなく、ひっそりと守り育て続けてきたのが私たちでした。幾多の困難を乗り越え、一本の接ぎ木から未来へと命をつないだのです。
父が守り抜いた貴重なしんきちの系統を受け継ぎ、私がさらなる独自の改良と丁寧な試行錯誤を重ね、現代の高度な栽培技術をもって大粒に実らせたのが「K2(改)俗称」です。伝統の知恵と現代の技術が結実した、唯一無二の味わいをお届けします。
手にした瞬間に驚くようなずっしりとした重みと、噛むほどに広がる粘り気のある濃厚な果肉が特徴です。その極上の質感は、マロングラッセや栗チップスなどの加工を施しても崩れることなく、上品な香りと深い甘みがしっかりと引き立ちます。